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| Q188 |
初めまして。ニチアス/近藤と申します。掲示板拝見させて頂きました。さっそくですが、ご質問がございます。
・SPCC材のフルハード材
・SUS301?3/4H材
のヤング率とポアソン比ご教授頂けないでしょうか?FEM解析への使用を考えております。以上お手数おかけしますがよろしくおねがいします。
| A188 |
調べてみました。
・SPCCについて何回かお答えしましたが、JISによるSPCCの規定は以下の通りになっています。
リムド鋼塊から冷間圧延により作られる表面が比較的美麗な鋼板であり、以下の規定に合えば良い。
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降伏点
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引張り強さ
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伸び
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硬さ
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SPCC
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>21 kg/mm^2
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>33 kg/mm^2
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>44%
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>46.6HRB
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しかし材質の規定はないので、この範囲に入っている鋼ならば何を使っても良いため、SS材やSM材あるいはS*C材等が使われています。よって強度や成分のばらつきも大きいのが特徴です。従いまして、一般的なことしか言えません。ヤング率は一般的にはかなり安定した係数なので鋼ならば20,500〜21,500でよいと考えます。ポアソン比は冷間圧延と言うことで堅めになっているもと考え、0.28〜0.3の範囲として良いでしょう。
・SUS301-3/4H材について
このステンレスは17-7系と言い、薄板や帯板などに加工される比較的強度の高い材料です。以下の成分と強度になっています。
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C %
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Cr %
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Ni %
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引張強さ
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0.2%耐力
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伸び %
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SUS301
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<0.15
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16〜18
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6〜8
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>123 kg/mm^2
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>95 kg/mm^2
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>12
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ステンレスのヤング率は一般に19,500kg/m^2と言われています。実際にその値からそれ程離れていないと考えますので19,500〜20,000kg/mm^2と考えられます。またポアソン比は0.27〜0.29の範囲でよいでしょう。(吉田)
参考文献
「鉄鋼便覧」
「ステンレス鋼便覧」